コンピューター・システム診断シートの使用方法について
 〜その他の車両用〜

診断シートの活用と使用方法

 「診断シート」PDF形式(A4サイズ)を添付しています。記載例と共にご紹介しております。尚、診断シートにつきましては、入力処理後に印刷して、お客様にお渡しできるようになっています。又、事業場の控えとして保存する事ができるようになっています。
 レシート・タイプの診断レポートを貼付される場合には、「レポート貼付用」をご使用下さい。

(1)診断日、お客様名、事業所名等は、直接キーボードより入力できます。


(2)各システムの診断結果は、マウスでクリックする事により、「正常」・「異常」・「該当なし」の中から選択できます。

ア.オール・ダイアグを実施して、全てのシステムに異常がない場合には、全て「正常」を選択します。

イ.電子制御サスペンションなどの異常については、「その他のシャシ装置」の項目を使用します。

ウ.オート・エアコン、スマート・キーなどの異常については、「ボディ電装」の項目を使用します。

(3)各システムの説明は、必要に応じて記入内容を変更することができます。


(4)お客様へのアドバイスは、直接キーボードより入力できます。

<参考例>

ア.全システム正常の場合 お車の上記システムにつきましては、現在特に異常がありません。安心してお乗りいただくためにも定期的な診断をお勧めします。

イ.エンジン・システムのO2センサに異常があります。エンジン不調や燃費悪化の原因となりますのでお早めに点検整備をお願いします。


診断シートの活用

(1)この診断シートは、スキャンツールを使用して診断作業を実施した場合に、診断作業の結果をお客様にわかりやすく説明して、診断料金を請求しやすくするためにご活用下さい。


(2)この診断作業は、車の低燃費性能や環境性能を最良に維持するコンピューター・システムについて、スキャンツールを使用して正確に掌握するものです。「車検」や「定期点検」等の作業内容では、発見できない不具合を早期に発見することにより、安心・安全にお乗り頂けますので、定期的な診断をお勧めして下さい。

ア.「提案用チラシ」をご活用下さい。

(3)この診断作業を実施する場合には、診断内容や料金についてはお客様へ十分に説明し、承諾いただいた後に作業して下さい。

ア.診断料金については、車検や定期点検等の料金とは、別料金となります。

イ.診断料金の設定については、下記を参考として下さい。


〔参考〕日整連作成の自動車整備標準点数表より

■故障(整備)診断
作業番号 作 業 項 目 作業点数
0500 スキャンツールによるダイアグ・コードの読み取り・消去 0.2
(整備追加点数)フリーズ・フレーム・データ出力 1回確認 0.1
(整備追加点数)データ・モニタ 1回確認 0.1
0400 故障診断に伴う問診作業 0.4
【算出例】レバレート7,500円で算出しています。
○正常時(又は異常時)
 ダイアグ・コードの読み取り・消去のみに実施した場合
 7,500円×0.2 … 1,500円

○異常時
 ダイアグ・コードの読み取り・消去、フリーズ・フレーム・データ出力
 データ・モニタ確認を実施した場合 7,500円×(0.2+0.1+0.1) … 3,000円
 上記に問診を追加した場合 7,500円×(0.2+0.1+0.1+0.4) … 6,000円


コンピュータ・システム診断シートのダウンロード

コンピュータ・システム診断シートの記入例
  ・診断シート記入要領
  ・診断シート記入例(正常例)
  ・診断シート記入例(異常例)
  ・診断シート記入例(貼付用、正常例)

コンピュータ・システム診断シート
  ・診断シート(レポート貼付用)
  ・診断シート(レポート貼付位置無し)

コンピュータ・システムによる車両診断、提案用チラシ
  ・車両診断 提案用チラシ